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Boe Wien News Blog

オフィスボウ・ウィーンの最新ニュースと、
世界各地で起きている出来事について語ります。
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2016年暮れまでを振り返る

きょうは2016年12月30日。やっと少し落ち着いて、これまでの出来事を振り返る気分になりました。(笑)

 

2015年から2016年にかけて、オフィスボウ・ウィーンではリサーチ関係の仕事を多く手がけました。テーマは様々です。世界中から集めた珍しい映像の著作者を捜す私立探偵の様な仕事、アドルフ・ヒトラーの思想的足跡を辿る歴史学者の様な作業、自然現象について天文台の専門家と共に調べる科学者の様な調査。それぞれ刺激的でかつ勉強になるリサーチでした。

 

2015年春には陸上競技の撮影に出かけました。日本ではあまりポピュラーではない10種競技(デカスロン)の大会です。男性が参加する10種競技(女性は7種競技)は2日間かけて行われます。1日目が100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走で、2日目が110mハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500m。これらを全部競うだけでも気が遠くなりそうですが、それだけに10種競技の勝者は陸上競技の王者として尊敬を集めます。ドイツやフランスを始め欧州ではとてもポピュラーで、大会を追いかけてあちこちに出かけるファンもいるほどです。5月下旬、オーストリア西部のゲッティスで行われた大会に参加した日本人、右代啓祐選手を取材しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年春から夏にかけては、他にベルリンでワークショップを行うダンサーの菅原小春さんや、オーストリアのホルンでサッカーチームの経営に乗り出した本田圭佑選手など、ヨーロッパで挑戦する日本人を追跡取材する企画に参加しました。さらに夏から秋にかけては新企画の仕込リサーチに汗をかきました。こちらもヨーロッパで活躍する日本人のストーリー。戦後70年を迎えると共に、海外で活躍する日本人への関心が高まっている事をうかがわせました。一方で9月にはオフィスボウ・ウィーンでは初めてFM放送の取材に参加させて頂きました。音楽家とキャスターがウィーンを訪れ音楽やカフェからファッションまでウィーンの魅力を伝える特別番組でした。

 

11月にはヨーロッパ各地で熱心に仕事に取り組む職人たちを取材することになりました。宝石店や文具店、サーカスの芸人や煙突職人など。ところがロケの直前に大変な事件が起きました。パリの大規模テロ事件です。(11月13日)その日からパリは危険地域となり、それまで積み上げたリサーチやロケの準備が吹っ飛びました。翌日から緊急リサーチが始まり日程の変更などの対応に追われました。もはやヨーロッパに安全な街は無い。そんな時代の始まりを予感させる出来事でした。

 


 

2016年も年明けから様々なリサーチ案件に追われましたが、特に忙しくなったのは3月です。

 

北欧諸国を取材して2度に渡りパリから東京へ映像を伝送することになりました。取材テーマは「ベーシックインカム」。AI(人工知能)が人間に変わって仕事をこなすようになる近未来、無職でも暮らして行けるように国民全員に生活出来るだけの最低賃金を国が支払うようにしよう、というアイデアです。その代わり年金などの社会保障を無くそうというもので国の財政のためにも有意義だというのです。

 

スイスではその是非を巡って6月に国民投票が行われることになっていました。結果は否決されましたが、ベーシックインカムに肯定的な人々は「自分の時間を犠牲にして賃金を得る状態を無くし、失業保険をもらう惨めさからも解放される唯一の方法」として真剣に議論を重ねていました。また、スウェーデンでは就業時間を減らす事で失業者を無くす試みを取材しました。どちらも福祉先進国と言われる国々での取材でしたが、ヨーロッパ人が「次の政治システム」を模索している様子を肌で感じることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年の春から夏にかけては、オーストリアで活躍する日本人サッカー選手を取材しました。本田圭佑選手が経営するSVホルンの榊翔太選手です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

企画取材から放映まで1年というプロジェクトになりました。また、この時の取材が縁で、本田圭佑選手のインタビューを担当することになりました。そして、こうした取材を通じて自ら撮影する機会も増えて来ました。

 

まだまだ進行中の企画もたくさんあります。2017年はプロデューサー/ディレクターとして、だけでなく、カメラマン/リサーチャーとしてもさらに飛躍の年にして行きたいと思います。

 

取材でお世話になりました皆々様、そしてこのブログを読んで下さった皆様のご多幸をお祈りいたします。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。

 


 

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