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Boe Wien News Blog

オフィスボウ・ウィーンの最新ニュースと、
世界各地で起きている出来事について語ります。
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3.11東日本大震災
津波日本地図2011年3月11日、日本の東北地方が大きな地震に見舞われたというニュースはすぐにヨーロッパに伝えられました。当初マグニチュード8.9と伝えられた規模もさることながら、海底を震源とする地震だったことが津波による大きな被害をもたらす結果となりました。
津波警報は地震のたびにありましたが、いつも数10センチ程度のもので、村や町を飲み込むような大津波になるとは想像もできませんでした。












その恐ろしさを知ったのは、津波が町を飲み込む様子を空から撮影した映像がテレビに配信されたときです。スマトラ沖地震の時にも堤防を乗り越える津波の映像は伝えられましたが、今回日本を襲った津波はそれを上回るものでした。
映像は、津波が堤防を超えて道路や畑や自動車を飲み込んで広がって行く様子を映し出していました。














ニュースはさらに重大な事態を伝えました。福島にある原子力発電所が危険な状態に陥ったというのです。震災と津波が起こってから、ヨーロッパのテレビは繰り返しその映像を流しました。しかし原発事故が報じられると、ニュースの内容は原発事故の深刻さを伝える内容に時間を割くようになって行きました。
福島原発の映像はスリーマイルやチェルノブイリの記憶を思い起こす不吉なイメージとしてヨーロッパを駆け巡りました。













日本の金曜の午後に起きたこの災害を詳しく伝えたのは、週明けの新聞各紙でした。
テーマは大きく二つ。まず大津波のもたらした悲惨な被害の全容、そして原発事故の深刻さでした。
14日のウィーンの新聞スタンダードでは大きく紙面を割いて原発事故の実像に迫りました。福島原発の原子炉の立地と内部の構造をCGやイラストを使って解説し、それぞれの原子炉で起きた爆発などの状況を伝えました。












ロイター配信の上空からの写真に加えられた見出しは「連鎖反応との戦い」。14日付のこの新聞からきょうで既に2週間と4日になりますが、戦いはまだ勝利に至っていません。
この2週間ヨーロッパでは福島原発の状況を新聞やテレビで詳しく伝えてきました。原発を復活させようとしていたドイツのメルケル首相は、すべての原発の停止と計画の見直しを発表。それでも各地で行われた反原発デモには25万人が集まりました。

オーストリアは既に70年代に国民投票で原発を廃止しました。一方フランスは世界でも有数の原発大国です。

同じヨーロッパでも原発に対する考え方は様々ですが、どの国も「福島の戦い」を注視していることだけは確かです。迅速な対応で収束させることを強く望みます。







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